チーズができるまで

全て手作りで仕上げるチーズ

冨田ファームでは牧場で搾った牛乳を、ファーム内工房でチーズに加工しています。ゴーダチーズも モッツァレラチーズも、途中まで作業工程はほぼ同じです。まずは、共通の作業工程についてご説明します。

ゴーダチーズを作る場合の共通の作業工程以降の作業

08.ホエー排除
08.ホエー排除

3分の1程度のホエーを除きます。カードをすくいとらないようにザルをあてて、柄杓で素早くすくい取ります。

09.水分除去
09.水分除去

全体の3分の1程度のホエーを排除した後にお湯を足し、浸透圧を利用してカードの水分をさらに抜きます。

10.水切り
10.水切り

カードの状態をみて布を敷いたザルにあけます。

11.予備圧搾
11.予備圧搾

重石をして、15~20分おきます。

12.型詰め
12.型詰め

プラスチックでできた型に詰め、重石をし成形します。

13.加圧
13.加圧

1個4キロの重石を5個載せていきます。重さが均等にかかるように、木で枠を作りました。

14.加圧2
14.加圧2

型詰めしたチーズは、30分おきに上下を反転させます。チーズの水分が偏らないようにするためです。

15.塩水塗布
15.塩水塗布

熟成中のチーズは、乾拭きしたり塩水で拭いたりといった手入れを毎日します。

16.熟成
16.熟成

室温10℃、湿度80~90%の熟成庫で2ヶ月以上過ごします。

出来上がり
出来上がり

グラムでカットし、パッケージングして食卓にお届けします。薄くスライスしてそのまま食べるのがお勧めです。向こうが透けるくらい薄く切ると、口の中でとけるような食感です。